溶連菌感染症|なかのキッズクリニック|中野にある小児科・アレルギー科・小児皮膚科

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溶連菌感染症|なかのキッズクリニック|中野にある小児科・アレルギー科・小児皮膚科

溶連菌感染症
医学的には猩紅熱ともよばれます。のどに溶連菌が感染しておこります。溶連菌の毒素に反応して体に真っ赤な発疹ができることがあります。無症状でも保菌しているキャリアが20-30%いると言われています。

・症状  のどの痛み、発熱、くびのリンパ節が腫れる、頭痛

食欲低下、舌がうっすらと白く・ぷつぷつになる

・発疹 のどの痛みから数日後にでる、首、顔→からだ、背中へ拡がる

さらに数日して消退してかわむけが起こる

・検査 のどをこする検査で診断します。培養検査を追加することもあります。

・治療

ペニシリン系抗生剤が一番です。ペニシリンアレルギーがある場合には他の抗生剤を使います。安静にすることも大切です。うがいや加湿をすることでのどの痛みがやわらぐことがあります。発熱が2日以上続く場合には再診してください。
溶連菌に感染してから数週間後に腎炎を起こすことがあります(溶連菌感染後急性糸球体腎炎)。顔のむくみ(浮腫)やひどい頭痛、血尿が出た場合には注意が必要です。

ポイント

抗生剤はしっかりと日数・回数をまもって内服してください。
やわらかいものや水分を中心に食事をとりましょう。
抗生剤内服から1日経つまではおでかけを控えてください。
保育園(幼稚園、小学校)から許可書をもらってください。
元気になるまでお皿やコップを共有するのはやめましょう。
手洗い・うがいをしましょう。
1-2か月後にひどい頭痛・顔のむくみ・おしっこがでない/赤いなどの症状があった場合には小児科を受診しましょう。

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