【手足口病が大流行】「ごはんを食べない」ときの工夫と、知っておきたい登園の目安|なかのキッズクリニック|中野にある小児科・アレルギー科・小児皮膚科

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【手足口病が大流行】「ごはんを食べない」ときの工夫と、知っておきたい登園の目安|なかのキッズクリニック|中野にある小児科・アレルギー科・小児皮膚科

こんにちは。なかのキッズクリニックです。

7月に入り、一段と暑さが増してきましたね。
現在、地域のこどもたちの間で「手足口病」が非常に大きく流行しています。

手足口病は、手のひらや足の裏、そして口の中にポツポツとした水ぶくれができる夏風邪の一種です。
多くの場合は数日で自然に良くなりますが、一番大変なのが「口の中の痛みで、こどもが水分やごはんを嫌がってしまうこと」です。

今回は、ご家庭で今日から実践できる「痛みを和らげる食事の工夫」と、保護者の皆様からよくご質問をいただく「登園の目安」について温かく、分かりやすくお話しします。

1. 口が痛くて食べられないときの
「ホームケア」

手足口病には、ウイルスを直接やっつける特効薬がありません。
そのため、おうちで「痛みを上手に避けて、脱水を防ぐこと」が何よりの治療になります。

こどもたちの食欲が落ちているときは、以下の工夫を試してみてください。

【飲み物の選び方とコツ】
・しみるものは避ける:オレンジジュースなどの柑橘系、スポーツドリンク、塩気の強いスープは傷口に強くしみるため、こどもたちが泣いて嫌がることがあります。
・おすすめの飲み物:冷たい麦茶や水、牛乳、幼児用のイオン飲料などが適しています。
・飲ませ方の工夫:ストローが口の中の傷に当たると痛むため、スプーンで少しずつすくって、のどを潤すように飲ませてあげるのがおすすめです。

【食事の選び方】
・熱いものや固いものは痛みを強めます。
・ゼリー、プリン、アイスクリーム、冷ましたおかゆ、お豆腐、ヨーグルトなど、「噛まずにつるんと飲み込めるもの」「冷たいもの」を選んであげてください。
・この時期は栄養バランスを気にする必要はありません。少しでも口にできるものを最優先にしてあげましょう。

※痛みが強くて眠れないときや、どうしても水分を受け付けないときは、痛みを和らげるお薬(アセトアミノフェンなど)を処方できますので、我慢せず当院にご相談ください。

2. 保育園や幼稚園はいつから行っていいの?
(登園の目安)

手足口病は、インフルエンザのように「発熱後○日」といった明確な出席停止期間が法律で定められていません。

そのため、以下の状態がクリアできているかどうかが、当院としての登園の目安となります。

・熱が下がっていること
・口の痛みが落ち着き、普段通りに水分や食取ができていること
・こども自身の元気が戻っていること

手足口病のウイルスは、症状が消えた後も数週間にわたって便の中に排出されます。そのため、完全にウイルスの排出が止まるまで休む必要はありません。

園での感染拡大を防ぐためには、休む期間の長さよりも、「おむつ替えやトイレの後の丁寧な手洗い」を大人が徹底することの方がずっと大切です。

最後に

「何も食べてくれない」「水分も摂れていない気がする」という状態は、見守る保護者の皆様にとっても焦りや大きな不安が伴うものです。

なかのキッズクリニックは、日々の診察だけでなく、おうちでの看病の悩みや「これって園に行っても大丈夫?」といった小さな疑問にも、誠意を持って寄り添いたいと考えています。

もし、「おしっこの回数が極端に減っている」「ぐったりして元気がない」といった強い脱水のサインが見られた場合は、迷わずすぐに当院を受診してください。

この流行期をご家族で健やかに乗り切れるよう、スタッフ一同、いつでも笑顔でサポートいたします。

なかのキッズクリニック 院長・スタッフ一同

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